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32. 4サイクル機関のバランサー装置について( )内に正しいものに○印、間違っているものに×印を( )内に記入しなさい。
(1)1次バランサーは比較的振動の大きい3、4シリンダ機関に、2次バランサーは6シリンダ機関に取り付けられる。( )
(2)バランサー装置は往復運動部重量の不釣合い偶力により発生する振動・騒音を低減させる目的で取付けられる。( )
(3)1次バランサーは往復運動部重量による慣性偶力を消去するものである。( )
(4)2次バランサーは慣性力を消去するため、クランク軸と同じ速さで回転する。( )
(5)1次バランサーは往復運動部重量による慣性偶力を消去するものでクランク軸と同じ速さで回転する。( )
33. 次の文章は吸排気弁について述べたものです。( )内に正しいものには○印を誤っているものには×印をつけなさい。
(1)吸排気弁のマッシュルームタイプはSAEの標準型で中心部の強度を考慮し、ヘッドを球面としてい飢この形式の弁は主として高速ディーゼルエンジンに多く用いられている。()
(2)弁の数は一般には吸気弁、排気弁を各1個ずつもつ2弁式が多いが、最近高過給機関を中心に4弁式が多く採用されている。これは特に低速時の充填効率を高めるのに役立っている。( )
(3)最近の機関には、弁シート、弁座シートおよびステムエンドに耐摩耗性を高めるために硬度の高いステライトを溶着したものが多く採用されている。( )
(4)弁シートおよび弁座シートにステライト盛りした弁の摺り合せは、弁シート部にラッピングパウダを塗布し、工具を使用して弁を回転させて摺り合せする。( )
(5)弁棒と弁案内の間隙が広すぎると吸気弁の場合には、間隙から潤滑油が吸気中に吸い込まれ消費量が増加する等の障害が生ずる。これを防止するために、バルブステムシールが取付けられている。ステムシールは分解した場合、必ず交換する。( )

 

 

 

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